【為せば成る】尾松陽太のブログ

可能性への道【恵比寿の美容室RICCA代表】

伝えたいことは伝わっていた

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これ2年前くらいかな、サイトウの家で飲んで朝までカラオケしたあと。

 

RICCAをオープンして3年と4ヶ月。

今までスタッフが4名卒業していきました。

 

よく思うことは一緒に居て何か伝えられたかなぁということ。

 

そんなの確かめようがないし、自分ができることをやってりゃいいって話なんですが、。

 

やっぱり頭によぎっちゃいますよね〜。

 

 

そんな心配や不安をぶっ飛ばしてくれたエピソードをひとつ。

 

カイが卒業していくときに言ってくれた言葉。

 

最初、遅刻も多くて社会人として本当にアウトでした。でもRICCAでは遅刻する度に話し合ってくれて、寄り添ってくれてクビを切るってこともしなかった。自分に対して絶対に諦めなかった。それが嬉しかったし、それがあったからこそ今の自分が居て、それがなかったらここまで続けられなかったです。

だからこそRICCAはそんな場であり続けて欲しいし。それがファミリーってことだし。僕は別のステージになりますが、頑張りますのでまた別の形で関わりましょう!

 

 

僕はこの言葉が本当に嬉しくて。

 

あきらめなくて、寄り添い続けて良かったと思えたし、これでよかったんだなってひとつ納得できました。

 

カイの遅刻は30回以上はあったかな、、でもその都度話し合って、改善策を一緒に考えて、遅刻しないようになるまで1年くらいかかったけど遅刻しなくなって。

 

そのとき、スタッフ間でもクビにしたほうがいいんじゃないかという意見も出ました。

 

でもちょっと待ってくれ、話すからとチャンスをもらって、みんなで話し合って乗り越えたんです。

 

たかが遅刻、されど遅刻

 

色んな意見があります。

 

ただ重要なことは、遅刻うんぬんじゃなくて

 

その人にとっては難しいことなんだ

 

と理解して共感しようとすること。

 

自分のモノサシで測ってバッサリぶった切らないこと。

 

一般常識で人を測って

 

そこの基準を満たしてないからその人の価値を下げるなんてナンセンスなことはやりたくない。

 

朝決められた時間に来るということが難しいというだけで

 

人としてどうなの?

 

とは思わない。

 

勿論、社会のルールは伝えるし、その中で生きてくからには必要なことは絶対あります。

 

でも

 

その人そのものを見てあげないと

 

人は育まれない。

 

 

生産性を上げることだったり

売上をもっと上げることだったり

 

店としてやらなきゃいけないことは沢山あるし課題も山ほどあります。

 

でも

 

1番前に置いているのは

 

人が愛する人生をいきいきと生きている

 

ことです。

 

僕は

RICCAは人を大切にしています。

 

そしてこれからも。