為せば成る！

思い出すと、高校2年生まではほんっっ、、、、とうに不満にまみれていました。

とにかく学校は死ぬ程嫌いでした。

先生なんか一度も信用してなかったし（とりあえず学校来いみたいなスタンスが気に食わなかったし、まず自分からは関わろうとはしなかったので、まともに会話したことはなかったかもしれません。）、みんなが学校で楽しそうにしてるのを見るだけで、俺はあいつらみたいにはなんねーぞ！って心の中で強く思っていました。

自分は特別だっていうふうにして、他の人を馬鹿にしてました。

今だから分かる事は、そういう風にして自分を正当化しなければ、とてもじゃないけど自分を保っていられなかったという事です。

自分にとってはどうにもならない事を抱えて、見たくないものには蓋をして、人を馬鹿にして自分を特別化または正当化し、なんとか生き延びていた訳です。

でもそれは【今だから分かる】ことであり、そんな事当時の自分は全く分かりません。

当時の自分から見えていた世界は、

学校に行ってない、

喘息で他の人のようには出来ない、

一日中ゲームしっぱなし、

体重は90キロまで増えてしまった、

女の子とはほとんど話した事が無く話せない、

自分が嫌い、

全部どうにもならない、

駄目だ、

ですね。

変わりたいとは思っている。でもどうにもならない。

自分なりにはやっている。でもどうにもならない。

周りは好き勝手言ってくる。でもどうにもならない。

心の中でうるせー！ほっといてくれ！！を連呼してましたね。

そして、きっといつか何かが変わるはずと期待して待っていたけど、結局何も変わらず17歳になってしまいました。

正に【行動無くして成果無し】

思って待ってるだけじゃ何も変わらいという事に嫌という程直面した17歳の冬。

でもこのとき、自分の中で何かが変わり始めていました。

何回も失敗していたダイエットを絶対に諦めずにやりきろうと決めて行動し始めます。

毎日2時間のウォーキングと食事制限、食べ過ぎたときは指突っ込んで吐いたりもしました。

痩せたらやる事もいっぱいいっぱい決めました。（服を買いに行く、髪を切る、ピアスを開ける、眉毛を整える、ホクロを取る、彼女をつくる）

そして半年で32キロ痩せる事に成功しました。

ダイエットは辛かったかと聞かれると、実はそんなに辛くは無くて。

はっきり言って楽しさの方が勝ってました。

変わっていくワクワク感、自分の嫌いなところを一つずつ潰していく感じ。

自分の人生の岐路は明らかにダイエットしたことでした。

掲げていた目標は全て達成しました。

夢はゲームクリエイターから美容師へと変化しました。

僕の世界が彩り始めました。

18歳の春には新しく生まれ変わって一からスタートみたいな感じでした。

変わった事が僕に与えてくれたものは沢山ありました。

でも一番は自分で決めた事を宣言して、それを自分の行動によって達成したこと。

頑丈に鍵を掛けていた自分の人生の扉を、自らこじ開けれたこと。

これが自分にとってはとてつもない成功体験でした。

【やれば俺でも出来るんや！】

伝えたい事は僕だから出来たんじゃないということ。

まず今の自分に直面する勇気を持つこと。

いくら現状を見たくなくて嘆いていても、誰も自分の変わりはしてくれないということ。

おしっこしたいときに、他の人に行ってもらえませんよね？それと同じです。

自分の人生は今在るものでどうにかしなきゃいけないんです。

もしこうだったらなんてないんです。

いつかきっとなんて来ないんです。

みんな今この瞬間に自ら切り開けるんです。

決めて、

やるって宣言して、

行動し続ければ、

必ずみんな出来ます。

僕が言うんだから絶対そうです。

やると決めて行動すれば

【絶対可能な事しか存在しない】

です！！！

そして高校を卒業し、美容学校に入学する事になりました。

ここからちょいと調子に乗った奴が出てきます。

※グレた訳じゃありませんw

つづく