迷いながらも辿り着いたのは
上京してから半年間は昼間は就活、夕方からはバイト(渋谷の牛角でやってました)の生活でした。
面接に落ちる度に自信が無くなっていき、(面接はいつも相当コテンパンにされてました。酷いときは最後に今日は時間の無駄だったよ!と言われたときもありました)だんだん就活よりもバイトに入る時間の方が長くなっていきました。
バイトは凄く楽しくて、まとまったお金も入ってきます。(多いときは30万円近くもらってました)
服飾も楽しそうだな〜と専門学校の資料請求も3回くらいしたなー。
この頃、唯一の支えといえば、同居人の親友のバンドのライブに行くことでした。色んな悩みもこいつのライブに行くと吹き飛びました。おもいっきり生きてるあの姿を見ると、俺も頑張らなきゃって、俺もやんなきゃっていつも思わされていました。
そんな中、ある日事件を起こします。自分のいい加減さに愕然としました。
それは実家に帰らなきゃいけないくらいの事でした。
でもこの事で改めてみんなが自分を応援してくれてることに気付けましたし、両親の愛に触れることが出来ました。
東京で美容師をやるんだ!
やっとこのとき肚が決まります。
自分にとって起きて欲しくない事も起きてしまうのが人生。でも実はそこから凄く凄く大切な学びがあるんです。振り返ってみるといつもそうです。
再び東京に戻りいつもの就活〜バイトの日々です。
すると、思わぬところから繋がり始めます。
仲良くなったお客様が、ヘアメイクの人知ってるから紹介するよ!と言ってくれて会うことに。
実際会ってみると、気に入ってくれて所属している美容室を紹介してくれたんです!
それから直ぐ面接になりトントン拍子で入社が決まりました。
10月1日から晴れて美容師です!
やったーーーー!!!
ってなりましたよ!
両親にソッコー電話しましたよ!
バイト先に伝えたらみんな祝福してくれて、素晴らしい仲間達に恵まれたと感動しましたよ!
そしてワクワクしながら入社した僕に待ち受けていた日々とは、、、、
つづく
因みにサイトウとはこの会社で出会うことになります。
左が僕、右がサイトウ、2人とも22歳くらい。社員旅行の沖縄にて