大嫌いだった先生という立場になって感じたこと
先日初めて高校の美容科で授業をさせていただきました。(高校に通いながら美容師免許を取れる学校があるんです。)
学校に行ってなかった自分が先生をやることになるなんて、不思議なもんですね。
僕は学校という場所が窮屈で仕方なかったし、先生は型にはめようとしてくるし大嫌いでした。(いつも思っていたのはお前のモノサシで僕を測ってくるんじゃねー!と思ってました。)
学校という場所に疑問がありすぎたし、みんなと同じように生きることが難しくて、小学校2年生のときに学校に行かない選択をしました。
なるべく関わらないし関わらせないようにしよう。どうせ分かってなんてくれないんだと決めつけて、全てから逃げました。
当時、僕を受け持っていた先生は大変だったろうし、さみしかっただろうなと思います。(完全にシャットアウトしてましたので)
そして今回機会をいただき久しぶりに学校という場所へ行って驚きました。
まず、先生方は生徒の為に何ができるかを考え、より良くしていこうとしかしてないこと。
学校をいかに楽しく、いかに学べ、いかに成長出来る場所にしようかと一生懸命考えてる姿に感動しました。
今まで学校や先生に対して『どうせ〜だ』と自分が勝手に決めつけて勝手に諦めてただけだったのかもしれないな、、という発見がありました。(てめーのモノサシでは測ってくんじゃねーとやっておきながら、自分が一番自分のモノサシで測っていたという、、、、)
学校によって方針や先生方も全然違うと思いますが、自分の心の有り様が変化しただけでこんなにも現れてくるものが、感じ方が変わるんだと驚きました。
『どうせ〜だ』という諦めのフィルター恐るべしです!
そして授業をさせていただき、生徒の知りたい!教えて!という純粋さに触れ、心が洗われました(笑)
いや〜本当に楽しかったです!
先生って望む指導の仕方はしてくれないかもしれないけど、その子にとって何が必要かをその先生なりに必死で考えてやってくれている人なんですね!
やり甲斐のある、素晴らしい仕事だと思いました!
新しいことに触れ、様々な観点から物事を見て感じれるようになることは僕にとってこの上ない喜びです。
ビビりながらもやってよかったです!
この機会を与えてくださった全ての人に感謝です!
ありがとうございました!